
古い戸建て住宅を畳からフローリングにリフォームしたい。
和室の家を洋風にしたい。
マンションの和室をフローリングの部屋にリフォームしたい。
このような「畳からフローリングへのリフォーム」をすると、費用はいくらかかるのでしょうか?
畳からフローリングへのリフォーム費用や注意点などを解説します。
■畳からフローリングにリフォームするときの費用
畳からフローリングに変えるリフォームの費用相場は6畳で10万円~30万円ほどになります。
ただ、畳からフローリングに変えるリフォームには2つの方法があり、どちらの方法を使うかによってリフォーム費用の相場も変動します。
方法の名前 | リフォームの方法 |
重ね張り工法 | 畳を剥がすことなく、畳の上からフローリングを張る方法 |
張り替え工法 | 畳を剥がしてからフローリングに張り替える方法 |
畳からフローリングにリフォームする場合、一般的には張り替え工法の方がやや費用相場が高くなっています。
ただ、費用にはリフォーム方法だけでなく、リフォームする部屋の広さやリフォームに使う建材の価格なども関係してきます。
部屋の広さや畳の価格などによってもリフォーム費用が変動するため、費用を知りたい場合は、専門業者から見積もりを取る方法がおすすめです。
■畳からフローリングにリフォームするときの注意点
畳からフローリングにリフォームするときは、2つの注意点があります。
・床の状態によっては追加で工事が必要になる
・工法ごとのメリットとデメリットにも注目する
畳からフローリングにリフォームする際は、追加で床の工事が必要になることもあります。
たとえば床の経年劣化が激しい場合や、腐食などがある場合は、先に床を修繕してからリフォームという流れになります。
畳からフローリングにするリフォームは方法によって費用相場が変わってくるところが特徴です。
ただ、費用の安さだけ考えて方法を選ぶことはおすすめしません。
リフォーム方法には費用以外にもメリットとデメリットがあります。
メリット | デメリット | |
重ね張り工法 | ・費用相場が張り替え工法よりやや安めである
・畳とフローリングの二重状態になるので防音効果が期待できる ・リフォーム期間が短い |
・フローリングと畳の間に湿気がたまりやすい
・フローリングと畳の両方の傷みに注意しなければならない |
張り替え工法 | ・床の状態を確認し、必要であれば修繕してからフローリングに変更できる。将来的な傷み対策になる
・湿気がこもらないので、カビや腐食などのリスクが低くなる |
・費用相場が重ね張り工法よりやや高めである
・リフォーム期間が重ね張り工法よりやや長めである |
費用だけでなく方法と部屋の相性や、メリット、デメリットなども考えた上でリフォームプランを決めることが注意点です。
■最後に
畳からフローリングにするリフォームの費用相場は6畳で10万円~となっていますが、最終的には、
・部屋の広さ(リフォーム工事の範囲)
・リフォームに使う建材などの価格
・リフォームの方法
・具体的なリフォームの内容
・専門業者の価格設定
などによって変わってきます。
リフォーム費用を準備するときは「いくらかかるか?」を具体的に知るため、まずは見積もりを取ってみてはいかがでしょう。
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